Question & Design

『Question & Design』は、デザインの視点やグローバルな視点から新しい問いを見つけ日本の経営をアップデートするCDO/CXO/CCOのためのデザイン×経営マガジンです。運営会社:株式会社NEWh https://newh.co.jp/

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    『Question & Design』は、デザインの視点やグローバルな視点から新しい問いを見つけ日本の経営をアップデートするCDO/CXO/CCOのためのデザイン経営マガジンです。運営会社:株式会社NEWh https://newh.co.jp/

記事一覧

Portrait of CDO #3 後編:自分で見つけたものを信じてやり続ける。流行りに飛びつかない、組織の思想を体現するデザイン組織のあり方

Portrait of CDO #3 前編:絶望を経てたどり着いた、ユーザベースCDOが考えるデザインの役割

企業の新しい出口をデザインする

Rabbit Hole of Design Strategy /みんなが知らない、デザインのほんとの仕事

Portrait of CDO #2 後編:デザイナーのロールモデルを作る

Portrait of CDO #2 前編:非連続性を生み出すカオナビCDOの役割とは

Portrait of CDO #3 後編:自分で見つけたものを信じてやり続ける。流行りに飛びつかない、組織の思想を体現するデザイン組織のあり方

「正直、僕はデザインに対して、本当に、本当に、本当に、絶望していました。」 そう語るのは、2020年にユーザベースのB2B SaaS Business 執行役員CDO(Chief Design Officer)に就任した平野友規氏だ。2010年代中頃に迎えたデザインシンキングバブルの側で絶望の底に1人落ちた平野氏は、文字通り「バーンアウト」し、その後アカデミアの世界に身を置いたという。 今回、平野氏にお話を伺うことにしたのは、このドラマチックなストーリーに惹かれたからだけ

Portrait of CDO #3 前編:絶望を経てたどり着いた、ユーザベースCDOが考えるデザインの役割

「正直、僕はデザインに対して、本当に、本当に、本当に、絶望していました。」 そう語るのは、2020年にユーザベースのB2B SaaS Business 執行役員CDO(Chief Design Officer)に就任した平野友規氏だ。2010年代中頃に迎えたデザインシンキングバブルの側で絶望の底に落ちた平野氏は、文字通り「バーンアウト」し、その後アカデミアの世界に身を置いたという。 今回、平野氏にお話を伺うことにしたのは、このドラマチックなストーリーに惹かれたからではない

企業の新しい出口をデザインする

スタートアップの出口=EXITを巡る議論に、スタートアップエコノミーの耳目を集めている「ゼブラ」という新たな視点がもたらされようとしている。 「ゼブラ」は「ユニコーン」とは異なる概念としてアメリカで誕生し、スタートアップ企業へ上場やバイアウト以外のEXITのあり方を提案している。 「ゼブラ」が事業目的として据えるのは、社会課題の解決だ。一見NPOかとも思えるが、社会的な使命を全うするために、資本主義の枠組みの中で利益を生み出し持続可能な成長を追い求める点が大きく異る。 社会

Rabbit Hole of Design Strategy /みんなが知らない、デザインのほんとの仕事

CDO(Chief Design Officer)の存在は、もはや珍しいものではない。マッキンゼーによる調査は、米国では、この5年間で「デザイン」を司る役割を組織図に追加した企業が倍増しているとしている。デザインに重きをおく企業は、同業他社に比べて約2倍の収益の伸びをみせているとする報告もあるほどだ。 しかし、同じマッキンゼーのレポートは、非常に残念な調査結果も突きつけている。曰く、約90%の企業がデザインの潜在能力を十分に発揮できていないというのだ(※)。 ※ レポート

Portrait of CDO #2 後編:デザイナーのロールモデルを作る

急拡大するHRテクノロジー業界でタレントマネジメントシステムのトップシェアを誇る株式会社カオナビ。2019年にマザーズ上場を果たした同社は「非連続性」を生み出すべく、最高デザイン責任者(CDO) 玉木穣太氏を招き入れました。 玉木氏が入社されてから1年。その間に公開したFuture Deckは3万ビューを超え、コロナ禍におけるオフィスの拡張移転は話題を呼んでいます。しかし、本人に話を伺ってみると「ミーハーでステレオタイプ、芯のないデザイナーでした」と、自らの過去を自嘲気味に語

Portrait of CDO #2 前編:非連続性を生み出すカオナビCDOの役割とは

急拡大するHRテクノロジー業界でタレントマネジメントシステムのトップシェアを誇る株式会社カオナビ。2019年にマザーズ上場を果たした同社は「非連続性」を生み出すべく、最高デザイン責任者(CDO) 玉木穣太氏を招き入れました。 玉木氏が入社されてから1年。その間に公開したFuture Deckは3万ビューを超え、コロナ禍におけるオフィスの拡張移転は話題を呼んでいます。しかし、本人に話を伺ってみると「ミーハーでステレオタイプ、芯のないデザイナーでした」と、自らの過去を自嘲気味に語